かんちゃん日記

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

スポンサー広告 |

浦島太郎の話

さて、今日は、浦島太郎の話でもしましょうか??
浦島太郎だけど、やはり、現在知られている物語とは、少し違うかもしれません。
さて・・・・・・・・・・・・
昔々、浦島太郎が年老いた母とくらしていました。浦島太郎は、漁師でしたが、ある年の秋、荒天の日がつづき、毎日家のなかで、ごろごろしてました。
数日後、良い天気になったので、漁にでました。しかし、全く魚が釣れません。夕方になって、やっとあたりがきたので、夢中で引き上げてみると、それは魚ではなく、大きなカメだったのです。
浦島は、このカメが居るから魚が寄り付かないと思いながら海にこのカメを放しました。
しかし、それ以降、なんどもなんども、竿にかかるのはこのカメだけでした。頭にきた浦島は言いました。
「おまえは、生き物のなかでも、鶴は千年、カメは万年と、寿命が長い、ここで殺すのは忍びないから、助けてやる。この恩を忘れるなよ。」
そして、日がくれたので、あきらめて帰ることにしました。
岸に向かってこいでいると、1艘の舟がやってきました。その舟の上に男があらわれ、こう言いました。
「私は、龍宮城の乙姫様の使いです。あなたが助けてくれたカメのお礼をしたいので、私と一緒に来てください。」
浦島は、年老いた母が気になりましたが、話に聞く龍宮城の素晴らしさをひと目みたいと心が傾き、少しなら良いだろうと、男の舟に乗り移りました。
<中略>
二、三日のつもりが、いつしか、三年の月日がながれました。そのうち、ふと故郷が恋しくなりました。
「里に置いてきたおっかぁのことが心配じゃぁ。帰って様子をみたい。」
乙姫は、寂しげなうらめしげな顔をしましたが、玉手箱を取り出し、浦島にわたし、こう言いました。
「しばしのお別れに、この玉手箱を差し上げます。あなたが、またここへ戻りたいと思うなら、絶対にこれを開けてはいけません。」
浦島は、玉手箱を手に故郷へともどりました。
しかし、見慣れた山も、なんだか風変わりしてしまった気がします。
浦島は、自分の家に早く帰り、母の顔を見たいとおもいましたが、たどり着いた家からは、見知らぬ老人がでてきました。
老人は言いました。
「はぁ??浦島太郎という人なら、わしの爺さんのそのまた爺さんよりも大昔に、村で漁師をしてたそうだが、ある日、漁にでたきり、戻ってこなかったそうだ。村の隅に行けば、浦島のおっかぁが建てた墓があるはずだぁ。」
浦島は、老人の話を聞いて、自分が村をでてから、途方もない時間がたってしまったことに気づきはじめました。自分の母はおろか、村の人々のなかで、自分を知ってる人がだれも居ないのです。浦島は世界でたった一人、とりのこされた恐ろしい孤独感におそわれました。
「そうだ、この玉手箱をあければ、なんとかなるかもしれない。」
浦島は、その箱を開けました。すると、その瞬間、白い煙が立ち上り、浦島の体を一回りすると、山の方へ消えていきました。
「ああ、びっくりした。」
浦島は、そうつぶやくと、自分の声にびっくりしました。それは聞き覚えのある彼の声ではなく、老人のような声だったからです。
浦島は、二、三度頭をふり、かがんでいた体を起こそうとしました。しかし、体にちからが入りません。
「あれ?どうしたんだ?わしの体は、どうなってしまったんだ??」
浦島は、地面に両手をついて、体を起こそうとしました。ふと見ると、両手がしわしわです。
<中略>
浦島は、力尽き、その場に倒れ、二度と動くことはありませんでした。そうしてる間にも、停まっていた年月が流れたのか、浦島の死骸は、死んでなお、干からびつづけました。
・・・・・・・・・怖いですねぇ~・・・・・・・・





スポンサーサイト

未分類 | コメント:0 | トラックバック:0 |
<<ロッソ デラ カーサ | HOME | タイトルなし>>

この記事のコメント

コメントの投稿















コメント非公開の場合はチェック

この記事のトラックバック

| HOME |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。